Night Fury Tour【NZ(2) 6】

Parnellから歩いてNewmarketに戻ります。

映画館の隣にプールがあり、その近くのカフェに入ってサンドウィッチとフラットホワイトを頼みました。

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反射的にNZ→フラットホワイト!と思って頼んでしまったけど、2月 夏真っ盛りなので失敗だね…暑いね…

 

途中色々なお店を見ながら時間を潰します。

Sky world Entertainment Centreに入るとヒクドラUFOキャッチャーが!!!
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めっっっっっちゃ欲しい…!!

でも今回現金を持ってきていなかったので残念…

 

NZの映画館には日本みたいに売店が無い。

ヒクドラグッズ購入できず…

 

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小さな劇場で、そもそも映画館に人がいないのでほぼ貸し切り状態。

小さい劇場なのであまり座席に傾斜がなく、深く座ると見づらいかも。

 


『ヒックとドラゴン3』予告編 (2019年)

 

人がいなかったことで、心置きなく泣けました。

英語だけど、流石アニメ映画。ほとんど内容が理解できます。

 

ネタバレしない程度の感想は

私、9年この映画を愛し続けていて、本当に良かった ということ。

1の内容を濃く反映させた素晴らしいフィナーレで、ファンはきっと大喜びだと思う。

私1,2両方見てますが、1が特に好きで英語のセリフを所々覚えるくらい、何十回も見たのでより感動です。

 

ヒックとドラゴンシリーズの素晴らしさはすべてのバランスがとれているということ。

約90分という短い時間に、ドラゴンと人間が心を通わせていく姿、友情、家族愛、恋愛が違和感なく詰め込まれています。

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DreamWorks Animationに出てくるヒロインは心身共に強くて、守られるのではなくヒーローと協力していくスタイルが今時です。昔からそれを貫いているから素敵。

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そして圧倒的映像美。キャラクターの顔の産毛や古傷まで見えるほどの細かな映像。

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キャラクターそれぞれも個性豊かで、憎めない愛されキャラばかり。ドラゴンが何と言っても可愛い。犬のような猫のような愛らしさ。

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私は何よりもJohn Powellのつくる音楽が素晴らしいと思っています。

大好きすぎて、世界で1番の好きな曲は、John PowellのComing Back Aroundだと迷いなく答えられるくらい。

アニメ映画なのにオーケストラを惜しみなく豪勢に使っているんですよ。音楽で表現される浮遊感、空を飛ぶような感覚に思わずうっとりしてしまいます。

3の音楽は1,2を踏まえた集大成という感じ。Exodus!やOnce There were Dragonsは特に最高でした。

より北欧の神秘的な感じはプラスされています。

そしてJónsiのTogether From Afarが涙無しで聞くことができません。


[♫] HTTYD 1-3 | Together From Afar (Thx for 90k subs) [Music Video]

 

3は最初から最後までファンために作られていて、スタッフも大事に大事に作ったことが分かります。

エンドロールなんて特にそう。最後まで手の込んだ作りで、終わった後拍手したくなっちゃう。

 

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そしてシュレックやカンフーパンダで有名なDreamWorks Animationですが、少しビターなラストが素晴らしい。

DreamWorks Animationは大人と、子どもの中にある大人な部分に向けて作品を作っているので、少しブラックというか、ほろ苦い部分があるのが特徴。完全な子ども向けではなく、全ての世代が楽しめる作品なんです。

ヒックとドラゴンはまさにそれを体現した作品で、ハッピーエンドなんだけど、ハッピーエンドじゃない、そんな幸福と切なさが映画を見た後に残ります。

現実もそういうところが多いからこそ、見た時に胸に響くのかも。

 

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1から3を通じた9年、ヒックたちと一緒に私も成長したなぁと思って…

これで最後なんて寂しすぎる。

 

私がNZへわざわざ来たのは、日本で公開されない可能性が十分にあると判断したから。

ですが今年から配給会社が東宝東和/GAGAへ変わったのでチャンスが来ました。

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12月公開でめっっっっちゃ遅いけど、公開されるだけマシ!

スターウォーズと被ってしまっているのも悲しいけれど、劇場で見られる それだけで良い。

 

私は12月に向けて仕事を頑張り、時間が許す限り映画館に通うつもりです。

 

素晴らしい作品には、感謝を込めてお金を出さないと。

ヒックとドラゴンを作ってくれた全ての人に、心からの感謝を。